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小児の睡眠の特徴と注意点とは?

 

小児の睡眠の特徴

小児の睡眠は、大人よりも長く深いことで知られています。

新生児の睡眠時間は約18時間で、起きている時間の方が短いのが特徴です。
それが年齢とともに徐々に少なくなっていきます。小児の睡眠は、夜だけでは足りず、昼寝も大事な要素です。午前中にちょっと遊んだだけで、それが疲れになり、眠気をもよおすのです。

小児の睡眠と高齢者のリズムは、似かよっているといわれています。
もちろん高齢者は夜に関しては、短い傾向にありますが、昼間に眠気をもよおして、うつらうつらとすることが多くなります。昼間の眠気に関しては、幼児期に退行しているわけです。

小児の睡眠は、どうして長く深いのでしょうか?
子供の眠りが長いのは、大脳を発達させるためです。浅いノンレム睡眠の時間に、大脳が発達していくため、長い時間が必要になります。またレム睡眠は夢を見るときなので、子供は夢をたくさん見ます。

もし睡眠時間が不足すると、キレやすい子供をつくります。また落ち着きがない、情緒不安定など、子供の気質によって発現する症状は違ってきます。小児の寝不足は、うつ病の危険もあります。

小児は睡眠が深いことも特徴です。
揺り動かしても、なかなか起きないのは皆さんもご存じのとおりです。これは子供はノンレム睡眠が深いため。この時間帯は、成長ホルモンが多量に分泌されています。ノンレム睡眠を深くすることで、体の骨や筋肉を発育させているわけです。

骨が急速に発達する幼児期は、眠りが深いのは当然といえます。
成長とともに眠りは多少浅くなりますが、思春期の成長期までは体を発達させる必要があるため、深い眠りが多くなります。

小児の睡眠と光

小児の睡眠で注意すべきは、寝室の明るさです。
寝ているときも電気をつけていると、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌量が明らかに低下してしまいます。

このホルモンは光によって分泌が停止するので、朝に太陽の光を浴びると目が覚めるのです。反対に、夜は暗くなるために分泌を開始します。しかし、夜遅くまで明るい環境ですごしていたり、寝室の電気がつけっぱなしだと、分泌が停止して子供の不眠症の原因となります。

メラトニンは若返りホルモンとも呼ばれ、抗酸化物質でもあります。
つまり体内の活性酸素を退治して、健康を守ってくれているのです。そのほか脈拍、体温、血圧を下げて眠りを誘う作用があります。そのため分泌量が低下すると、浅い眠りになり心身の発育に影響が出る可能性があります。精神的に幼稚のままだったり、我慢ができなかったり、すぐにキレたりとかですね。

過剰な光は子供の近視の原因にも

寝室が明るいと、小児の睡眠だけではなく、近視を引き起こす原因になるともいわれています。アメリカの大学での調査によると、2歳以下の幼児が夜に電灯をつけて寝ていると、将来眼球が長くなるそうです。眼軸の伸びは強度近視の特徴です。

最近、子供の近視化が進んでいるのは、ゲーム機などでの遊びが過剰になり、近くを見すぎることが当然影響しているでしょう。それとともに、ずっと明るい光を見続けたり、それを寝る前までやっていることも関係しているかもしれません。強い光を見ていると、眼は常に調節しようとするからです。

そのほかの小児の睡眠障害

小児の睡眠の注意点として、そのほかにいびきや睡眠時無呼吸症候群などがあります。小児のいびきは大人と違って、かならずしも危険というわけではありません。ただし扁桃腺肥大やアデノイドなど(耳鼻咽喉科に関係する病気)によって、気道が狭まることがあるので要注意です。そうなると脳の酸素摂取量の不足から、心身の発育に影響が出ないともかぎりません。

そのほか小児の睡眠障害としては、夜尿症(おねしょ)や夜驚症、睡眠遊行症(夢遊病)などがあります。赤ちゃんでは夜泣きもあります。おねしょは脳が未発達のためで、膀胱がいっぱいになっているという刺激が脳へ届いても、脳がそれを認識しないために起こります。これはもちろん、大きくなって脳が発達するにつれて自然消滅していきます。

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